横断幕を作ろう(部分)

今回はややこしい。頼まれて自分のやった部分を書いて渡したがその後さざ波も立たない、のでその部分だけ切り取った体裁で自分のところに書いてみる。使う画像も差し替えてある。なのでお話の途中から始まる感じにしている。切り取りって流行ってるんでしょ?

3.配置するイラストを作る

今までの歩みを衣装で振り返る構成なのでその数だけ衣装の何か(写真、イラストなど)が必要になる。今回は公式グッズにあるラバーキーホルダーに着想を得てそれに似たイラストを作成する。やりにくい作業ではあるが導入としては「どこかで見た」的な入り易さがあると思う。

最初に描いたのがこれ。ラフというか描いた時点ではこれでええやんと思った。しかし左右バラバラ感、線が一定でない、印刷物なのである程度クリーンアップされてないと見栄えが悪い、ということに結局はなる。

試しにトレースしたもの。実はAutoCADで行った。直感的といえばこれなので使いやすいから。でもなかなかの中途半端さは否めない。

実際の作業を見ていく。何個もあるので統一感を出すために上のイラストからアレンジしていく。見ての通り全くの描き直しなのでそれが複数となると大変ではある。紙に鉛筆ならトレース作業である日叫びたくなるだろうが今はデジタルというありがたい道具があるのでこれを使う。道具としてはiPad Proでibis paintXを用いて行う。普段も鉛筆の設定しか使わないのでそうする、したい(後述)。なぜか全部描かなくてもいいのだ。

で、ひとさまに見せるということで不本意ながら(?)ペン入れすることに。そこで登場するのが「左右対称モード」。要はシンメトリーな絵なら半分の労力で左右描けるのだ。ありがたやありがたや。この機能のおかげで手描きでも崩れた印象なく見せられるものになった。それでも若干のバランスは(中心のずれなどで)修正が必要。

下書き(じゃないんだけど、、、)のトレースが終わった状態。線が多少ガタガタでもいいのだ。

色塗り。いわゆる開いた部分のない「閉じた線形状」なら流し込みでドバーっと色づけできる(この手のソフトでは普通そう)。今回の作業では濃淡とか明暗とかつけないベタ塗りなので割と早くおわる。

ラバーのグッズでおなじみの?太い縁取りをつけて完成。ダイジェストで見ると楽そうだが描き直しから完成まで1時間はかかる。

これが何個か揃って

やっとレイアウトに移る。なんか画像の幅が揃ってないが世の中そんなもんだ。黒バックが後で追加したもの。