それは、誰かのため、と散髪

十数年仕事をしていて、自分さえ良ければ、という姿勢でいたことはあまりない。今回も発端は良かれと思い添えた文言だった(ので自分が悪いと言われてもいいはいい)が言葉とは怖いもので違う解釈をされその確認が私に回ってこなかった。そのために休みと睡眠と神経を削った1ヶ月と少しが吹いて飛ばされた形に(一時)なった。要はミッシング・リンクが埋まるまで事実は隠されていたのだ。やはりガッカリしたが確認しなかった人も悪意ではないと信じたい。みんな頑張っているんだ。それを先に思うからやりきれない自分は何も言わずに抑えることにする。こんなとき人は泣いたり酒でも飲んだりするのだろうが、涙は随分前に出なくなったし(世の中心が痛くなる人はもっといるのでこんな位では、といつも思う)、酒も酔わないし、残念ながらショボンとするしかないのだ。