横断幕を作ろう(部分)

4.デザインに従ってレイアウトしよう

事前に提示されたデザイン2枚を見てこうしたらどう?と最初に出した案がこれ。

この時点では何も考えてなかった(笑)。しかしここからなかなかの忍耐の不思議展が始まる。

大雑把に振り返ると次はこれか?

世の中肖像権というのがあるらしくお話はモザイク炸裂で進める。五線譜に乗せるという案は初めから決められていたので後はどう見てくれをどう表現するかだ。最初にして全体のイメージは決まった感はある。

後は細かい変更が続く。

折角の五線譜なので実際の譜面に合わせて衣装を配置することにしたが音符と衣装では見え方(どの音階なのか)が実は分かりにくいのでそこは雰囲気で見てちょうだいと見る人に投げた(後述)。

さあこれくらいで変更は勘弁してよ(衣装が増え始めたので)と思ったらさらに増えることになり小幅にレイアウトを変えることに。

ここで頭に浮かんだのが格ゲーのプレイヤー選択画面(←→ボタンで動くやつね)。五線譜を湾曲させることで広がりを見せた、というのは建前で配置する面積を作った。毎日やってたのでこの枠の中にどう入るんだと半ば自暴自棄レベル。

で、ついでにオタマジャクシのわかる案として作った案がこれ。うん、なかなかに怖い。

実際の完成がこれか。コンセプト出しからのやりとりで21日かかった。この作業はエクセルでやるとネットニュースがザワザワするだけなので印刷物の原稿といえば、の長いものに巻かれる方式でイラストレーターを使っている(レイアウトを変える案だけはibis paintX)。画像の加工はもちろんフォトショップ様。今回印刷を依頼した業者がaiデータに画像の埋め込みを指定する方式だったのでそうしている。全体のデータと別に個々の画像を添付してねという業者もあるのでその辺りの対応というか段取りは作成段階から考えておく必要がある(業者の説明をよく読まないと思う仕上がりにならない場合がある)。

で、原稿が完成し印刷を依頼し1週間で成果品は届いた

300×120(cm)という強気の設定にしたので家の中では広げられません。物干し竿いっぱいになりました。

と、ここまでで私の担当した部分は止めておく。前の部分(起案など?)と後ろの部分(その後どうなった)は本来書く人に任せる、いつになるか知らんけど。